kindleの国内展開とあわせてスタートしたKDP(Kindleダイレクトパブリッシング)。早速、Plack Handbook
やPerl テスティング ハンドブック
なんかが公開されている。自分も一度何か売ってみたいなあ(単著もないのにとか言われずに済むし!)と思っていたものの、そんな都合良く本にしやすい量の文章を持ってないしなあ……と思っていたものの、去年一年間かけて食べてきたラーメンをまとめたブログがあったことを思い出して、あれならそれなりに量(129エントリありました)もあるし、全部ではないものの殆どのエントリに写真はついてるし、皆ラーメン大好きだし、丁度いいんじゃないかということで本にしてみることに。
まずはepub形式のファイルを作るということで、方法を検討。tumblrからepubへ直接変換するサービスなんかもあるようだったんだけど、件数の制限があったりするので tumblr → バックアップツールでローカルHTMLへ → Sigilでepubに という手順をとった。SigilはWin版もMac版もあるepub編集ツールで、HTMLをインポートすると中で参照してる画像もepubリソースのほうに入れてくれたり、インポートしたHTML中のh*要素を見て目次(toc)を自動生成してくれたりとか色々と気が効いてる。で、一応読めるepubになった(murasakiというepubビューワで確認)ので、KDPの管理画面から書籍情報を登録しつつ、ファイルをアップロード。しばらく待つと変換が済むので、価格とかを決めて保存すると、あとはレビューが済めばもうAmazonで買えるようになる。
なんというお手軽な……。レビューは最大2、3営業日かかると書いてあったけど、自分の場合は一晩で済んでいた模様。
さて、買えるようになったので自分もAndroidのkindleアプリで買って読んでみたんだけど、どうにも色々とイマイチ
- そのままだと唐突に本文から始まる
- 冒頭の章がちゃんと改ページされてない(←これは自分の作成ミス)
- 目次が呼べない
表紙に関しては、epubでは特定の画像に「これは表紙の画像だ」というメタデータを設定できるらしく、Sigilにも勿論そのための設定があった。Kindleはepubの表紙とは別に表紙を設定できる(Amazonでの書影に使われる)けど、epubの表紙を設定しとかないとkindle端末で1ページ目に出てこない模様。
目次についてはtwitterでボヤいてたら@lost_and_foundさんが丁寧に教えてくれたんだけど、要するにメタデータ(XML)のTOCだけでなく、HTML形式のTOC(目次)も生成しないとKindleで目次として扱ってくれない、ということらしい。そしてSigilにはHTML形式目次を出力する機能もちゃんとあるのでした……。
その辺を修正して再アップロード。最初の時に気付いてなかったけど、アップロードするとプレビュー用のファイルをダウンロード出来るようになってて、PC向けのKindleアプリや、専用のKindleプレビューツールで確認できる。再アップロード分はまだレビュー中だけど、そのうちレビュー通れば既にお買い上げ下さった方々の端末では自動更新される仕組みらしい。便利!
そんなわけで、気をつけといたほうが良いポイントはいくつかあるものの、epub自体の作成もKDPでのアップロードも非常にお手軽で、これだけの手間で有料で書籍販売出来る(しかもAmazonつう知名度の高いプラットフォームで)というのは色々と可能性を秘めてて面白いなあと思いました。いつかブログの焼き直しとかじゃなくてオリジナルのソースで何か本にしたい。